早朝の澄んだ光に照らされ、そっと花をつけたすずらんが幸せと喜びを運んでくれそう...
ずっとずっと、すずらんのコサージュを夢見ていて
念願かなって仕立てていただいた手染めのコサージュ。
サロンへお越しくださる方がたにもとてもお喜びいただいています。
フランスでは5.1を ~Jour de muguet~ すずらんの日とよび、この日に
愛する人の幸福を願って「porte bonheur」「幸運がありますように・・・」とのメッセージをそえて
すずらんの花を贈るという素敵な風習があるそうです。
その起源は1560年にまで遡ります。
そして花言葉の「幸福が訪れる」の意味からブライダルブーケとしても使われることが多いのだとか♡
最近では、ロイヤルウェディングで、キャサリン妃が持たれたのも素敵なすずらんのブーケでしたね。
(すずらんをお求めくださったお客様に教えていただきました♪)
そんな意味ををもつ大好きなすずらん♪こんな伝説が残っています。
森の守護神 セント レオナード が修行へと出た際に森の中で道に迷ってしまいます。
そこで一匹の大蛇に襲われた レオナード。
瀕死の重傷を負いながらも大蛇を打ち倒した後、血だらけになった彼は
草の上へと倒れ込んでしまいます。
そのとき、血で染まった大地から目にも鮮やかな白いすずらんの花々が一斉に咲き始めたのです。
すずらんは、彼の身体の傷や心の癒しを齎しました。
森の精霊たちが森を救ってくれたレオナードのために咲かせたという伝説から・・・・・
こんな素敵な謂れをもつすずらん。ますます大好きになってしまいました♡
その清らかさの中に華やかな香りをもつすずらんは
薔薇やジャスミンと並び、三大フローラルノートとしても知られるところです。
すずらんをこよなく愛したディオールが生涯最後にプロデュースした名香もまた、すずらんでした。
薔薇やジャスミンというといつもロマンティックな作品たちで心癒される
Jose Maria のジュエリーが思い浮かびます。
いつか薔薇やジャスミンとともにすずらんのジュエリーもご紹介できたら・・・
なんて思い描いています♡