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日記
2015-7-13

愛おしく思うもの

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私もお気に入りの ”Jose Maria” のジュエリー。

ひとつひとつ繊細に施された鍛金による仕上げが

味わい深いテクスチャーとなり

どんな装いにもすっと馴染みながらも

特別な雰囲気を添えてくれる素敵なジュエリーです。

 

少し前にご紹介させていただいた天使のペンダントなどは

鍛金をほどこしたところとそうでないところとが

美しいコントラストを生み出し、さらに奥深い表情をあたえています。

 

こちらはデザイナー ”Shigeru Imai” が実際に使用される道具の一部です。

薔薇やジャスミン、愛らしい天使など・・・

細かなしわや葉脈のひとすじにいたるまで

様々な鏨(たがね)を駆使し表現されています。

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鍛金(たんきん)は刀の鍔や仏具などの金属の装飾に

古来から用いられてきた技法のひとつ。

この技法をジュエリーへと応用し

”身につける小さな彫刻” というコンセプトのもと

ヨーロッパでの経験や感覚をジュエリーに吹き込み

ひとつひとつ大切に仕立てられています。

 

手仕事により添えられた

味わいや風合いとして感じられるあたたかな表情は

それぞれにオンリーワンの魅力なのも

画一的につくられるジュエリーの溢れている現代においては特別で

手にとると仄かなあたたかみが伝わってくるようです・・・♡

 

デザイナーズジュエリーのカテゴリーでも詳しくご紹介しておりますので

ご覧になってみてくださいね。

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(こちらは実際の制作風景です)

ひとつひとつのモチーフやパーツを硬い粘土のようなものに

しっかりと埋め込み、固定した状態ですこしずつ表情を刻んでいます。

 

サロンではお写真のような道具や制作工程のものを実際に手に取って

ご覧いただくことができます。

ぜひその素晴らしい魅力に触れてみてください♪