最近、すごくときめいた宝石がありました。
それが、こちらです。
そのときめきの宝石は、ラベンダージェイダイト(ラベンダー色の翡翠です。)
濃い色合いのラベンダーで、とても肌理のよい、透明感のある素敵なルースです。
ご専門の方に、この翡翠の価値、希少性なども伺い、間違いない1品に仕立てたい。と・・・・。
しかし、もしお嫁に行きそびれたら、私の責任です。
なので、最高に仕立てることと、貰い手の方が現れるまで、保留にしました・・・。
お見合いをご希望の方がおられましたら、お気軽にご相談ください。
そこで、ジェイダイト(翡翠)の品質について
随分忘れてきました、GIAの教科書を読み返してみることにしました。
<カラー>
代表的なグリーン、ラベンダー、レッド、イエロー、ブラウン、ホワイト、ブラック、グレー、アイスなど
たくさんの色合いがあり、「インペリアル」とよばれる、ビビットなグリーンが均一に分布する肌理のよい、透明感のあるものが、最高の価値があり、アップルグリーン、グレイッシュグリーン、ブラキッシュグリーンと、価値が下がるそうです。
そして、ラベンダー。
肌理がよく、色合いが濃く、明るいパープルの色相のものが、最高です。
プロの方が言われるには、青みがかったものが一般的で、今回のものは、香港のバイヤーが
すべて購入したほどのものとのことでした。
それほど、独特の関心を持たれる、人気の色です。
<品質>
最高の肌理を持つものを「オールドマイン」、中程度の肌理を「相対的にオールドマイン」、荒い肌理を、「ニューマイン」。と翡翠は、このように肌理が分類されるほど、肌理が重要のようですね。
翡翠は、靱性と言って衝撃に対する割れや、欠けに非常に強く、「卓越」という最高ランクにある宝石です。
このような性質から、優れた彫刻を施すことが出来たり、逸話もあったりと、人気があります。
<処理>
トリートメントとして、ワックスコーティングをしてありますが、この表面コーティングは、非常に一般的なものです。
それを前提に
Aジェイド、天然ジェイダイトでコーティングのみ。
Bジェイド、天然ジェイダイトに、酸で漂白し、望ましくない染みを取り除いたもの。
耐久性に影響する為、注意が必要となるそうです。しかし価格が抑えられることで、より身近に触れることができる。
この処理に対する、情報開示は必要ですね。
Cジェイド、天然ジェイダイトに染色をしたもので、多くはBジェイドに染色することが、多いようです。
この染料は、退色します。
最後に、イエローからブラウンの鉄のインクルージョンを含む場合、熱処理によって、オレンジからレディッシュな色目を作ることができるそうです。この熱処理による色は、安定しているとのことです。
こうした事実を知っていただき、それにあった価値で「ときめき」のジュエリーを
お届けしていきたいと、思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な方に、ときめきのジュエリーを・・・