1989年に発見された、ネオン感あふれるエキゾチックなブルーのトルマリンに
世界は震撼し、熱狂的に迎えられました・・・。
ブラジルのパライバ州で産出されたことから、パライバトルマリンと呼ばれ
現在も産地が違っても、ゆたかなグリーン~ブルー、バイオレットの示す
エルバイトトルマリンをパライバトルマリンとしています。
今回は、そのパライバトルマリンの色についてもご紹介します。
Paraiba Tourmaline 5.00ct モザンビーク産 非加熱(鑑別には加熱表記となります) 硬度7~7.5 靱性フェアー
トップクオリティーではありませんが、5ctの大きさと綺麗なネオンブルー・・・。
高貴なブルーのような、なにか惹きつけられる魅力を感じますね~。
残念なことに産出が少なく、人気は依然衰えないので
あまりにも高価になってしまいました・・・。
でも、この何とも言えないネオンブルーは素敵です♪
インクルージョン(内包物)は、基本的に多い?のが通常の宝石ですが
それでも魅力を感じる色合いが、評価の基準として重要です!
この素敵な色の要因は、微量の「銅」に起因します。
その微量な銅が、トルマリンの色因として希なため
特殊な存在となります。
マンガンが多くなればグリーン系になり、銅が多ければブルー系で
ネオン感が強くなると言われています。
そのような希な自然の神秘によって生まれたカラーに
ときめきを感じました~。