アンティークジュエリーの代表とも言え、その高貴な輝きから
ダイアモンドの代用品として18世紀中期頃から世紀を超えて愛される
金属光沢のある天然の黄鉄鉱石にローズカットを施したもの。
18世紀中期頃、ヨーロッパにおいてダイアモンド着用の節倹令という
厳しい規則があり、ダイアモンドと極めて似たmarcasiteが人気を高めました。
19世紀に入るとヨーロッパの一部の貴族社会やハイ・ソサエティの人たちの間では
むしろダイアモンドより気軽に身につけられると、一層好む傾向さえあったようです。
今、宝飾業界でマーカサイトやマルカジットと呼ばれているものは
実はPirite パイライトと呼ばれる鉱物なのです。
とってもややこしいので省略いたしますが・・・
独特の輝きが魅力のmarcasite今では、代用品の枠を超えて広く世界中で愛されています。
seed pearlの記事でご紹介しましたが、こちらのアンティークジュエリーを
忠実に再現したシリーズでは
主にシードパールとマーカサイトを用い、ひとつひとつ丁寧に小さな爪でセッティング。
リングやネックレスなど、ひとつで華やかになりますので
ちょっとしたパーティーや、シンプルな着こなしにプラスされるのも
おすすめの素敵なアンティークシリーズです。